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Shomeido ホーム > 静岡産 クラウンメロン

静岡産クラウンメロン CROWN MELON

静岡県という恵まれた環境と伝統、
高度な栽培技術、そして生産者さんの情熱に支えられて、
素晴らしい一玉が生み出されています。

写真:クラウンメロン

静岡県は温室メロン出荷量全国No.1

メロンアドバイザーが選んだクラウンメロン

静岡産クラウンメロン【白】大玉サイズ1個

静岡産クラウンメロン【白】
大玉サイズ1個

静岡産クラウンメロン【山】大玉サイズ1個

静岡産クラウンメロン【山】
大玉サイズ1個

日本におけるマスクメロンの歴史

アールス・フェボリット品種を
作っているのは世界中でも日本だけ

現在、静岡県で栽培されている温室メロンは、1895年にイギリスで宮廷園芸用に育成された「アールス・フェボリット」という品種で1925年に日本に伝わりました。

そのメロンを作ったのはイギリスのラドナー伯爵の農園長であったH.W.ワードという人物で、伯爵の(Earl’s)お気に入り(favorite)であるという意味が名前の由来と伝えられています。

静岡県の生産者は、この品種を長い年月をかけて改良に改良を重ね、遠州地域の気候と日本人の好みに合うように芸術品とも呼ばれるメロンを作り上げていったのです。

この「アールス・フェボリット」の特徴のひとつは、美しい網目(ネット)です。均一に張り巡らされた網目は健康に生育した証でもあります。

更に、別名で「マスクメロン」と呼ばれている通り、じゃこう(musk)に似た芳醇な香りがあることももうひとつの特徴です。

※(麝香)じゃこうとは、雄の麝香鹿から得られる分泌物を乾燥させた香料で、現在も香水の原料としても使用されています。

現在、「アールス・フェボリット」品種を作っているのは、世界中でも日本だけで、日本でもそのほとんどが静岡県で作られています。

写真:日本におけるマスクメロンの歴史

温室マスクメロンのトップブランド クラウンメロン

写真:静岡産クラウンメロン

静岡県は温室メロン出荷量全国No.1

クラウンメロンは、日本一の日照時間の長さを誇る温暖な静岡県西部地方にて、ガラス温室の中で一年中生産されています。

独自の優れた栽培技術は、生産者の誇り。日夜を問わず、徹底した管理のもと、美しく美味しいメロンの生産に励んでいます。

まさに芸術品 一木一果(いちぼくいっか)

マスクメロンの特長でもある
網目の美しさは生育が順調に進んだ証拠

静岡県の温室メロンは、ガラス温室で隔離ベッド(地面から離して栽培すること)を利用して栽培されています。隔離ベッドによりメロンに余分な水分や養分を吸わせないようコントロールしたり、どのメロンの葉にもよく光が当たるよう北側に行くほど地面が高くなるよう階段状に配置されていたりとたくさんの工夫が施されています。

そして、栽培過程で最も優れた実だけを残し、それ以外の実を摘果することで栄養をひとつの実に集中させます。マスクメロンの特長でもある網目(ネット)の美しさは、生育が順調に進んだ証拠。

常日頃から生育をきめ細かく観察し、綿密な潅水技術により、一株にたった一玉の芸術品ともいえるメロンが出来上がるのです。

クラウンメロンの高度な栽培技術

ガラス温室

写真:ガラス温室

太陽光は美味しいメロンが育つ重要な条件。一年を通じて太陽光に恵まれた静岡県にて、その恩恵を最大限に取り込む工夫がなされています。

POINT 01
スリークオーター型温室 屋根と壁を光の透過が良いガラスで被覆、南側のガラス屋根の面積を大きくすることで、冬にも光を最大に取り入れることができます。
POINT 02
どのメロンの葉っぱにも光がよく当たるように栽培ベッドが階段状になっています。
POINT 03
温室内はパイプに温湯を循環させ、暖房を行っています。冬でも昼は28度、夜間は20~22度前後になるよう管理されています。

隔離ベッド栽培

写真:隔離ベット栽培

地面とは離れたベッドに、メロン1株あたり20リットル前後の土を盛って栽培ベッドを作ります。費用がかかりますが、この方法でメロンの生育を自由にコントロールすることができます。

POINT 01
綿密なかん水管理によって余分な水分を吸わないようにコントロールし、甘く美味しいメロンを育てます。
POINT 02
病害虫の防除がしやすく、連作障害が発生しにくい環境を作ります。
POINT 03
土に含まれる養分の量や土の柔らかさを、メロン好みに合わせることができます。
POINT 04
土の消毒には、農薬を使いません。蒸気の熱のよって土を蒸すことで殺菌を行います。環境にやさしく、クリーンな消毒方法として、全国の先進農家や農業技術者から注目されています。
POINT 05
安心で美味しいメロンを作るため、化学肥料は最小限に抑え、土には完熟した堆肥や菜種粕、魚粉などの有機質肥料を主に使用します。
写真:クラウンメロン

クラウンメロンの証

写真:クラウンメロンの証

クラウンメロンのひとつひとつに貼られた王冠のシール。
これが厳しい検査に合格したメロンだけに与えられる大切なシールです。
このシールには生産者番号が記載されており、1つ1つのメロンの生産者が分かるようになっています。詳しくはこちら

クラウンメロンには等級があります

温室メロンは栽培が難しく、少しの管理ミスがメロンの外観(形状・網目など)に大きく影響します。そういった理由から「おいしいメロンは見た目も美しい」と考えられています。

クラウンメロンは、外観(形状・網目など)に基づいて「富士・山・白・雪」という等級に分けられ出荷されます。 等級は生産者が出荷する際に決め、出荷場の品質検査で妥当性がチェックされます。

図:クラウンメロンの等級(Shomeidoでは山と白の上位をお取り扱い)

名高い生産者さんが生み出す品質

定期的に静岡県で開催される「静岡温室メロン品評会」では、何百とある完成度の高いメロンの中からより優れた品質の品が選定されます。

当店では、品評会で入賞経験のある高い実力を持つ生産者さんのクラウンメロンもお取り扱いしています。

写真:スペシャルインタビュー Shomeidoメロンアドバイザー河原 光生×クラウンメロン支所 支所長 中條 文義

スペシャルインタビュー

Shomeido メロンアドバイザー

河原 光生 かわはら みつお

クラウンメロン支所 支所長

中條 文義 ちゅうじょう ふみよし

近況をお聞かせください

クラウン支所は2019年8月に浜松支所と統合して登録生産者が246人となり、より一層全国の消費者さんに1年を通じて美味しいメロンを届けられる体制となりました。
静岡県温室農業協同組合は、クラウン支所・磐田支所・静南支所の3つの支所がありますが【クラウンメロン】ブランドで販売しているのはクラウン支所だけ、磐田・静南両支所は【アローマメロン】ブランドで販売しています。
これまで浜松支所は【アローマメロン】ブランドでの販売でしたが、支所統合により【クラウンメロン】での販売へと変わりました。

「アローマ」から「クラウン」へブランドを変えることで生産者さんに求められた大きな変化は何ですか?

一番大きな違いは『種』をクラウン専用の種に切り替えることです。
実はメロンの種は支所ごとに管理をしていて、種がかわることはとても大きな変化なのです。
浜松の生産者は今まで慣れ親しんだ種を捨て、クラウン専用の種に切り替える。そこまでやることで【クラウンメロン】ブランドを守り、そして進化をさせることができると考えています。

種が変わったことにより、栽培方法も少しずつ変えなくてはいけなかった浜松の生産者のご苦労は大変なものだったと思います。
クラウンとしては、栽培技術を丁寧に伝授させていただいて、旧アローマの皆さんもこれまで培った技術の上にクラウン流をしっかりと積み上げていただく。まさに生産者としてのプライドをかけて大きなハードルを乗り越えていただくことができたと考えています。

市場での評価はどうでしょうか

おかげさまで従来以上のご評価をいただき、浜松から統合していただいた生産者もその成果を前向きにとらえ、今後益々の技術向上に励んでいきます。
国内のみならず、アジア・中東へと販売先を開拓しキング・オブ・ジャパニーズフルーツとしてその価値をますます広めていきたいです。

写真:日本におけるマスクメロンの歴史

若手生産者紹介

2018年に2回・2019年も2回メロン品評会で入賞されている若手の名手、中條 友貴(ちゅうじょうゆうき)さんにお話を伺いました。

メロン農家を継ぐのは規定路線?

私は父親のメロン作りの姿を見て育ってきたので将来はメロン作りをするのが自然ななりゆきでした。
農業の学科のある高校へ行き、磐田の農林大学校に進みました。
卒業してから別のメロン農家さんのもとで修業し23歳頃から就農しました。

栽培技術に定評のある父親のあとを継ぐことは

ただ言われた通りにやっていてもダメだと思います。父親に言われた通りにやってもうまくいかない時もあるし他の先輩方に教えてもらってうまくいくこともある。
25歳ぐらいから自分が担当する部屋(畑)と父親の部屋を分けて作り始めました。
やっぱり苗からずっと見ていないと分からない。(そばにあるメロンを指して)このメロンに関しても、どういう過程を経て今の状態に到達したのかが大事で、今初めて見ても、いいのか悪いのかさっぱり分からない。
一木一果それぞれのメロンの人生を絶え間なく見てきたからこそ次に何をすべきなのか、メロンは何を求めているのかが分かる気がする。

他の生産者との関わりは?

生産、販売、青年部など様々な部会があり、皆さん一所懸命されている。
会合に出れば様々な意見が出てきてとても参考になる。
皆さん、目指すところはだいたい同じところじゃないかと思うけどその過程というか視点が皆さんまるで違うこともある。同じ現象を見てもある人は上から見たり、またある人は裏から見たり日々勉強です。
お酒の席で、名人がふと漏らす言葉を聞き逃さないことも大事。夜中に散会となって「おやすみ」と言って分かれるけど名人はいつも家に向かわず温室に向かって歩いて行く。
いいメロンを本気で作りたいので自然と同じような行動を取るようになる。

現状に満足せず、さらなる高みを目指していきたいです。

メロンで全国初「機能性表示食品」

写真:静岡県産クラウンメロン

静岡県農林技術研究所は20年以上に渡る継続的な研究により、静岡産温室メロン(クラウンメロン・アローマメロン)には「GABA(ギャバ)」が豊富に含まれており、一食当たりの可食部 90g(1/8玉程度)における「GABA」が年間を通し安定して28mg以上含まれていることを解明しました。(※1)

「GABA」はアミノ酸の一種で、一般的に1回28mg以上摂取した場合、仕事や勉強による一時的なストレス緩和作用があるといわれています。
2019年3月、静岡県の温室メロンの生産者団体である「静岡県温室農業協同組合」はその研究結果を元に消費者庁に「機能性表示食品(※2)」の届出を行いました。結果、2019年5月クラウンメロンはメロンでは全国で初めて「GABA」による一時的な精神的ストレスの緩和についての機能性表示ができるようになりました。
当店では、クラウンメロンをお届けする際に、クラウンメロンにおける「GABA」の機能性についてご説明カードも同梱しております。
クラウンメロンは贈答用メロンのトップブランドでありながら、大切な方の健康を想う気持ちをお届けできる、この上ないギフトでもあるのです。

(※1)静岡県農林技術研究所 研修成果『温室メロンには機能性関与成分のGABA が安定的に含まれている』
(※2)機能性表示食品とは、事業者の責任において、科学的根拠に基づき特定の保健目的が期待できる機能性を表示する商品として、消費者庁へ届け出を行い受理されたものです。疾病の診断、治療、予防を目的にしたものではなく、多量摂取により疾病が治癒したり健康がより増進したりするものではありません。また、定められた基準のもと国が安全性と機能性の審査を行い、消費者庁から個別の許可を受けた特定保健用食品(トクホ)とは異なります。

品評会審査員を務める目利きバイヤー

写真:Shomeidoバイヤー河原

当店バイヤー河原は、これまでに何度もメロン品評会の審査員を務めております。品評会に出せるレベルの高いメロンに甲乙をつけるのは、大変なこと。絶対価値を自分の中にしっかりと持っているからこそ、冷静に評価しうるのです。

メロンアドバイザーのいる店

バイヤー河原を含め、当店にはメロンアドバイザーの資格を持つスタッフが在籍しています。
日々メロンの状態を厳しくチェックしながら、店頭やインターネットで販売、全国発送しています。

写真:メロンアドバイザーのいるお店Shomeido